薬剤師の転職活動では、一人一人にそれぞれ叶えたい希望があるはず。特に今回ピックアップするテーマは、「スキルアップ」。自身のスキル向上を目指す薬剤師に向けて、転職成功のコツを絞ってご紹介していくので、参考にしてみてください。
薬剤師は毎日の業務が忙しく、なかなかスキルアップに時間をさけない印象があるかもしれません。しかし薬剤師は専門性の高い職業であるため、日々の勉強や情報収集によりその専門性を高めていくことがとても大切です。
薬剤師の飽和が危惧される近年、スキルアップなしでは活躍できる薬剤師にはなれないでしょう。職場によっては、資格取得のサポートや在宅医療へのスキルアップ、実習実務などのスキルアップ制度を導入している所もあるので、転職条件の一つに考えてみてください。
周りの先生方も熱心に勉強されるので、勉強会などへの参加の機会が自然と増えます。また実習生を受け入れたりもしているので、常にフレッシュな気持ちを忘れてしまうことなく、お仕事とともにスキルアップに前向きに励めることも良いポイントだと思いました。(病院勤務)
※参照元:薬キャリ職場ナビ(https://pcareer.m3.com/shokubanavi/feature_articles/18)
研修制度が充実していて、新卒は無論、中途採用者対象に行っていることは有難いです。情報は高度な職場に集まるもので最新情報が得られるのは、貴社ならではの体制だと感じました。(調剤薬局勤務)
※参照元:薬キャリ職場ナビ(https://pcareer.m3.com/shokubanavi/feature_articles/18)
様々な資格を取得することで、スキルアップに繋げることができます。例えば、研究会や学会で単位を取得して認定される「研修認定薬剤師」や、サプリメントの提案に役立つ「サプリメントアドバイサー」、幅広い知識でチーム医療の現場に貢献できる「薬物療法専門薬剤師」といった資格があります。
また、がんや糖尿病、精神科薬物といった特定の病気に特化した資格もあります。
実際に業務を体験することが、スキルに繋がることは明らかです。
調剤技術をつけたい場合は薬局へ、医師の意見などから専門知識を得たい場合は病院へ、店頭で買えるOTC医薬品に対する知識をつけたい場合はドラッグストアへの転職がおすすめです。
また、研究技術や営業スキルを磨きたい場合は、企業への転職も有効です。
自分のペースでじっくり勉強できるのが、自己学習の魅力です。まずは日々の業務時間で、様々な処方箋に目を通すように心がけてみましょう。薬理作用や相互作用などの知識を身につけることができます。
また、研修会や勉強会、公開講座に参加してみるのもおすすめです。社内の制度やホームページなどをチェックしてみましょう。
さらに、スキルアップをして身に付けた知識で地域貢献を目指すなら、「在宅調剤」も視野に入れてみると良いでしょう。
将来的なスキルアップを目指せる職場を探すには、薬剤師の主な就職先である「調剤薬局」「ドラッグストア」「病院」それぞれの特徴を理解することから始めましょう。飽和状態にあるとも言われる薬剤師。将来性を見据えた転職活動をすることが大切です。
キャリアアップが叶う理由
年収 | 700万~800万円 |
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昇給賞与 | 昇給年1回、賞与年2回 |
転勤の有無 | 岡山県外の転勤なし |
残業代 支払い有無 |
残業代支払いあり |
有給取得率 | 80%(2020年実績) |
キャリアアップが叶う理由
年収 | ※公式HPに掲載されている求人情報に年収に関する記載はありませんでした。 |
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昇給賞与 | 昇給年1回、賞与年2回 |
転勤の有無 | 全国転勤あり |
残業代 支払い有無 |
残業代支払いあり |
有給取得率 | 公式HPに記載なし |
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※参照元:薬キャリ(https://pcareer.m3.com/shokubanavi/feature_articles/216)