薬剤師には職業病と呼ばれるものがいくつかあります。ここでは、薬剤師によくみられる職業病と、その対策について解説します。
職業病とは、仕事を原因として発生する病気・障害のことをいいます。薬剤師に良くみられる職業病は、以下のとおりです。
薬剤師はデスクワークが多いことから、肩こりが発生しやすいです。特に、首のつけ根から肩甲骨周りにかけての筋肉がこり固まりやすく、肩こりに繋がります。薬歴を書かなければならないのも肩こりに繋がる原因です。
長時間座っていると腰痛を感じやすいです。特に、仕事場に設置されているデスクやパソコンモニターの高さなどが合っていない場合、腰痛を感じやすくなります。
薬剤師は、立ち仕事も多いです。そのため、足のむくみを感じやすくなります。特に何日も続けて勤務する場合や、勤務時間が長い場合は足のむくみが悪化しやすいです。
薬剤師は薬歴をたくさん書くことになるため、腕をよく使います。その結果、腱鞘炎に悩まされている薬剤師もいます。
薬剤師の職業病について紹介しましたが、どのような方法で対策をとれば良いのでしょうか。効果的な対策について解説します。
肩こりを解消するためには、ストレッチを実践しましょう。
背筋をまっすぐに伸ばし、胸を開いた状態で肘を大きく回すストレッチが効果的です。前回し、後ろ回しをゆっくり行いましょう。肩こりがひどくなってから対応するのではなく、肩こり予防の目的で行ってみることをおすすめします。デスクワークの休憩時間などにストレッチを行い、体をほぐしましょう。
腰痛対策としてまず行いたいのが、作業環境の調整です。例えば、椅子が低い場合はクッションを重ねるなどして高さ調整をしてみてください。反対に椅子が高い場合は、足元にフットレストを置くと姿勢が整いやすくなります。
パソコンモニターの高さもモニタースタンドなどを活用して調整してみてはいかがでしょうか。
また、筋力が低下している場合も腰痛が起こりやすくなります。腹直筋や脊柱起立筋などを鍛える筋トレが効果的です。
足のむくみ対策として、マッサージが効果的です。できれば毎晩マッサージして翌日にむくみを持ち越さないようにしましょう。それから、水分をしっかり摂取するのも重要です。
水を飲むとむくみが悪化するイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。ですが、水分が不足していると身体は水を溜め込むようになります。
薬剤師の仕事が忙しい場合も、休憩時間を活用してしっかり水分を補給しましょう。
腱鞘炎の原因は手指の使い過ぎにあります。パソコン操作をする際、自分に合わないマウスなどを使っていることが原因になることもあるので、見直してみましょう。
また、可能であれば連続して手指を使うことは避け、休憩を取ることも重要です。
時間を見つけてストレッチも実践してみてください。1本ずつ指を手の甲側に反らせる、手首周辺の血流を促進するため手首をほぐすなどの方法があります。
薬剤師は、さまざまな職業病があります。症状がひどくなる前に予防や対策に取り組みましょう。
症状が悪化した場合は早めに病院で治療を受けることをおすすめします。
仕事中は忙しく動き回らなければならないことが多いですが、夜はゆっくり湯船につかるなどして体を休めることも重要です。
キャリアアップが叶う理由
年収 | 700万~800万円 |
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昇給賞与 | 昇給年1回、賞与年2回 |
転勤の有無 | 岡山県外の転勤なし |
残業代 支払い有無 |
残業代支払いあり |
有給取得率 | 80%(2020年実績) |
キャリアアップが叶う理由
年収 | ※公式HPに掲載されている求人情報に年収に関する記載はありませんでした。 |
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昇給賞与 | 昇給年1回、賞与年2回 |
転勤の有無 | 全国転勤あり |
残業代 支払い有無 |
残業代支払いあり |
有給取得率 | 公式HPに記載なし |
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※参照元:薬キャリ(https://pcareer.m3.com/shokubanavi/feature_articles/216)