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男性薬剤師さんはどんなキャリアプランをたてればよい?

一般的に女性よりも高収入となりやすい男性薬剤師ですが、キャリアアップしなければ年収アップも望めません。ここでは、男性薬剤師さんへ向けたキャリアプランの立て方を紹介。転職を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

調剤薬局でのキャリアプランイメージ

男性薬剤師は女性とは違い、産休や育休といった長期間にわたってキャリアを中断するようなライフステージが少なく、継続的なキャリアプランを考えやすいというメリットがあります。薬剤師の勤務先にはさまざまな企業がありますが、一般的な例として調剤薬局でのキャリアプランとして、入社3~5年程度で主任や係長などの役職に付いていることを目標にすると良いでしょう。

その後、キャリア5~10年程度で課長~部長、キャリア10年超で部長以上というキャリアプランを立ててみてください。このプランで働いてみて、万が一昇進が難しい場合は転職を考えてみるのも良いかもしれません。

男性薬剤師さんの平均年収

令和2年に厚生労働省によって行われた調査によると、全国の企業で働く男性薬剤師の平均年齢は40.9歳、平均年収は340万円程度となっています※。女性薬剤師の年収が370万円程度となっているのに対し、男性薬剤師はやや年収が低い傾向にあるでしょう※。

もちろんキャリアアップすればこれ以上の年収も見込めるため、今後どのように経歴を積み上げていくかを考えるのは非常に重要です。

参照元:e-Stat_賃金構造基本統計調査|令和2年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種

男性薬剤師さんが転職を考えたほうがよいタイミング

職場の人間関係や給与面などを原因に、「転職したほうが良いかもしれない…」と考えることもあるでしょう。とはいえ、転職を成功させるには、きちんとタイミングを見極めなければなりません。では、男性薬剤師さんが転職を考えたほうがよいタイミングとはどのような時なのか、事例を紹介します。

職場環境がキャリアを停滞させるような状況になってしまったとき

新卒で入社して以来、スムーズにキャリアアップしてきたのにも関わらず、あるタイミングからいきなり停滞してしまうケースがあります。以前まではキャリアアップだけを考えてがむしゃらに働いていれば良かったのが、部下を持ったり店舗運営の責任者になったりした時などが、キャリアプランの転換点となるでしょう。

一方、店舗運営については、任される店舗によって会社からの評価が大きく左右するのが特徴です。競合や客層などが原因で運営が難しい店舗の責任者を任されるのは、そこで能力を証明できれば昇進のチャンスも十分にあり得るということです。

年収アップの見込みがない時

スキルアップを目指す意思は十分あったとしても、上に空きがない場合はなかなか昇進できない可能性が高いです。特に先輩薬剤師の多い職場は、知識や技術を身に付けたタイミングで転職を考えると良いでしょう。

またドラッグストアや調剤薬局は、会社や店舗の業績が昇給に影響しやすいです。そのため、状況が芳しくない場合は、ある程度キャリアを積んだタイミングで転職を検討するのがおすすめです。入職から3~5年以内、30歳までに次のステップを目指せるかを目安にしてみましょう。

転職を考えた際のチェックポイント

男性薬剤師落が考えた時に気を付けたいポイントとして、転職理由と転職先での会社に求める条件の2つが挙げられます。現状から考えられる問題点を明確にしておけば、転職の成功率を上げられるでしょう。

転職理由

転職を考えたら、最初に「なぜ転職するのか」を明らかにしてみてください。転職理由は、女性の多い職場で人間関係に悩んでしまった、ステップアップを図りたい、収入アップしたい、福利厚生の充実した企業で働きたいなど、人それぞれでしょう。しかし、どんな理由でも動機を明確にしておけば、現状で抱えている問題を変えられる転職先を選べるようになるという点は共通しています。

現状よりも自分にとって働きやすい職場を選択できるので、転職理由の明確化は非常に重要なポイントです。

転職先での会社に求める条件

収入や業務内容をはじめ、職場のメンバー構成や勤務時間、残業時間や福利厚生といった転職先に臨む条件をはっきりと設定するのも大切です。とはいえ、希望する条件がすべて揃っている転職先を見つけるのは非常に困難ですし、まず見つからないでしょう。

そのため、絶対条件は1~2つに絞り、その他の条件に関しては優先順位を決めておくと、スムーズな転職活動が叶います。

キャリアプランを描いて人生を豊かに過ごそう

薬剤師は転職回数の多い職種といわれていますが、何度も繰り返していると転職活動で不利になってしまう場合があります。とはいえ、スキルアップが見込めなかったり心身のバランスが保てない場合は、同じ職場で働き続けても意味がありません。そのため、転職を考えているのであれば、タイミングをしっかりと見極めて上手に転職活動を行うのがおすすめです。

なお、当サイトでも薬局をたくさん紹介しているので、転職を検討している人はぜひチェックしてみてください。

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薬剤師のキャリアアップコース別
岡山市・倉敷市を勤務地に含む
調剤薬局2選

地域密着型で
キャリアアップができる
タイオン365(リード薬局)
リード薬局採用サイトキャプチャ
※引用元:タイオン365(リード薬局)採用サイトキャプチャ
(https://lead.taion365.co.jp/)

キャリアアップが叶う理由

  • 将来性のある「在宅調剤」に特化
    (「門前薬局」もあり)
  • 挑戦する人を歓迎する社風だから成果や活躍に比例して早期昇進・昇給あり
年収 700万~800万円
昇給賞与 昇給年1回、賞与年2回
転勤の有無 岡山県外の転勤なし
残業代
支払い有無
残業代支払いあり
有給取得率 80%(2020年実績)
全国転勤による
スキルアップが望める
日本調剤
日本調剤採用サイトキャプチャ
※引用元:日本調剤採用サイトキャプチャ
(https://www.nicho.co.jp/shinsotsu/)

キャリアアップが叶う理由

  • 全国713店舗あるので地域に留まらず活躍できる
    (2022年5月2日時点)
  • 1894年創業の100年以上続く安定企業のノウハウを得られる
年収 ※公式HPに掲載されている求人情報に年収に関する記載はありませんでした。
昇給賞与 昇給年1回、賞与年2回
転勤の有無 全国転勤あり
残業代
支払い有無
残業代支払いあり
有給取得率 公式HPに記載なし

薬剤師に向けて役に立つ情報を発信する大手ポータルサイト「マイナビ薬剤師」に求人を掲載している会社のうち、唯一「在宅調剤」を行っている岡山市の調剤薬局である「リード薬局」、同じく「マイナビ薬剤師」に掲載されている会社のうち、売上ランキング※で上位かつ全国に拠点をもつ大手調剤薬局「日本調剤」をピックアップしました。(調査時期:2022年5月1日~5月30日)

※参照元:薬キャリ(https://pcareer.m3.com/shokubanavi/feature_articles/216)